中小企業診断士試験を受けるメリット

中小企業診断士試験について

早速ですが、これから学習する、
中小企業診断士って何か知ってますか?

聞いたことないです。弁護士とか会計士みたいな類かな?

中小企業診断士とは、簡単に言うと、「中小企業専門のコンサルタント」です。弁護士や会計士に比べて、士業の中でもマイナー感がありますが、予測不能の世の中で、中小企業と一緒に経営に携わっていく、今後最も期待される資格の一つです。

コンサルタント?なんか胡散臭い響きがあるなあ。

・・・中小企業診断士は、「中小企業支援法」に基づく国家資格です。
商工会議所等の公的機関に所属して経営支援を行ったり、民間企業で経営戦略を立てたり、経営相談等をします。銀行マンや大企業の中でも、中小企業診断士の資格を持っている人が増えています。
仕事内容は、公的な仕事を中心にする診断士と、民間の仕事を中心にする診断士で半々位です。

なるほど。国家資格なら、持ってて損はないかな。
難易度はどのくらいですか?

弁護士、会計士が特Aランクの難易度だとすると、
その次のAランク難易度が、中小企業診断士や税理士となってきます。

試験は
1次試験 マークシート7科目
2次試験 筆記試験4事例と口述試験

です。

1次試験をパスしたら、2次試験が受けられます。
合格率は1次試験、2次試験とも20%前後です。

ですので、1次試験で合格率20%、
その20%の1次試験合格者が2次試験を受けて合格率20%
という事で、合格率は4%となります。

・・やめたくなりました。勉強時間はどの位必要ですか?

1次試験は7科目あります。1科目100~150時間の勉強が必要ですので、合計で1000時間程度はかかります。
1日3時間勉強して、約1年の計算ですね。私の診断士仲間は、平均1年~2年かかって1次試験に合格しています。
2次試験も大体1年の勉強が必要です。

1次試験は毎年8月上旬の土日です。
2次試験は筆記試験が10月、口述試験が12月になります。

・・すでに引いてます。1日3時間を数年費やして、マイナー資格の勉強して、合格率4%なんて・・意味あるんですか?

大いにあります
合格率の高い資格試験に合格しても、自己啓発になりません。
なぜ問答無用で中小企業診断士の学習を始めることになったか思い出してください。
諦めなければ、受け続ければ、いつか合格します。裏技も沢山あります。
そのためのノウハウを、このブログで余す所なく公開していきます。

そうでした!先生はアホだけど、アホはアホなりに頑張って、7年もかかって中小企業診断士になったんですね。

・・その通りです(アホを3回も言いましたね。)
私は今、法人と個人事業主で仕事をしています。診断士の仕事は、個人事業主で収益をあげています。税制上、財務上どういうやり方が良いか等も、診断士の学習をいていけば、効率的な方法で回せるようになります。

中小企業診断士学習は、一つの通過点と考えてください。
学習をしていけば、診断士の資格に限らず、様々な分野での才能が花開くかもしれません。
中小企業診断士学習は、全ての資格試験に通じる万能の資格試験なのです。

【中小企業診断士】関連資格のまとめ、合格への最短距離とは



なるほど。私はIT関係の資格を持っているので、経営情報システムの科目には有利かもしれないですね。

理解は早くなると思います。また、診断士の他の科目を勉強する事により、IT関係の資格が、より深みを増してきます。
診断士の7科目を横断できる、串刺しにした学習ができるようになると、相乗効果が生まれ、学習もどんどん進みます。

ちなみに、特定の資格を持っていると、科目免除になります。

例えば、弁護士の資格を持っていれば「経営法務」の科目は免除。会計士の資格を持っていれば「財務会計」の科目は免除になります。

・・免除対象の資格、その分野の最難関の資格じゃないですか。中小企業診断士を敢えてとる必要ないのでは・・

それだけ、中小企業診断士試験の1科目1科目、その分野で高いレベルの理解が必要ということです。

また、診断士の科目の中で特に興味のある、自分に適合した科目があった場合は、その分野を極めるのも良いと思います。例えば、財務会計が自分の天職だと思えば、税理士や会計士試験を目指す。といった感じです。

実際、他の難関資格を持っている中小企業診断士は沢山います。会計士や社労士、ITストラテジスト等々、私の友人にも、ダブルホルダーが沢山います。

中小企業診断士は、会社の経営戦略を提案できるので、一般の難関資格合格者が、更なるステップアップのために取得することにも役立ちます。

ダブルホルダーですか。カッコいいですが、大変そうです。実際のところ、中小企業診断士の資格があれば、儲かりますか?

中小企業診断士は、残念ながら独占業務がありません。例えば、行政書士や司法書士には有資格者じゃないとできない処理や書類なんかがありますが、中小企業診断士には、そういった独占業務がありません。

そもそも、コンサルタントという名称は、誰がいつ名乗っても全く問題ありません。

じゃあ、とっても全く意味ないじゃん。儲からないのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、公的機関等の応募資格には「中小企業診断士」等しっかりと必要条件として記載されます。

資格さえ持っていれば、公的機関や民間で、委託業務やアルバイトの募集がかかることがあります。
多いのは、補助金関係の書類チェックや審査の仕事、相談員といった業務になります。
時給は3,000円~5,000円程度になることが多いようです。

時給高いですね!やる気になってきた。

それだけ、国家資格であるコンサルタントとして、責任をもって仕事をする必要があります。甘くはないですが、やる価値のある資格、仕事です。

死ぬほど勉強する事、決心しましたね?

繰り返しになりますが、始めなければ、明日も明後日も、1年後も10年後も、全力を尽くす事はありません。

さあ、今日も始めましょう!

拳児郎
  • 拳児郎
  • このブログは、あるおっさんが、趣味と実益を兼ねて学習した「中小企業診断士試験」についての記録である。
    さしたる学歴も教養もないおっさんが、診断士試験の学習を始め、7年もかかってなんとか合格した奇跡を通じて、その原動力となった愛と信頼を、余す所なくブログ化した物である。